お金のこと

【家庭でできるお金教育】子どもが小さいうちから気を付けたいこと

子ども お金教育

こんにちは。
5歳児と2歳児子育て中の在宅ワーカーごまもようです。

以前
子どもとガチャ 世の中ガチャありすぎじゃない」というブログを書きました。
今日はもう少し掘り下げて、家庭でできる子どもの金銭教育について考えてみました。

依存症ビジネスという言葉を聞いたことはありますか?

私は少し前にこの本を読みました。

「廃人」製造社会の真実…(-_-;)

完全に「依存症」に陥いることがないにしても、私たちを「依存的行動」に引き込もうとする社会環境について、ビジネスという視点から考えている本です。

ビジネスの根本についてはこの本の内容を読んでもらえればと思うけれど、今の時代、物があふれ、24時間、いつでも好きな時に大抵のものは買える時代になりました。

そして、それをいかにして買わせるか、お金を使わせるか、私たちの幸せや健康なんて知ったことじゃない、利益が出るチャンスなら利用する!という企業側。

私たち消費者は賢くならなければ、大事なものを失う危険と隣り合わせなのだ、と考えさせられる本でした。

 

フィックス(すぐに気分を良くしてくれるもの)を手にすることへの期待感は、フィックスを消費した瞬間に得られる満足感に勝るからだ。消費した後は、期待したほどではなかったという感覚がよく生まれ、そう感じると、心の中で子供じみた怒りが爆発することがある。

中略

常に、そして厄介なことに、もっともっと欲しいと求め続けるのである。

出典:本書017ページ

思い当たる節がありますね…。
スマホ課金のガチャも、くるくる回す200円のガチャも。

期待したものではないと、全く大事にされない商品。

ついつい熱くなり100円が1000円に、1000円が5000円に、なんて経験がある人もいるはず。

「依存的行動」を煽るような社会から、大切な子どもを守るにはどうしたらいいか、子どもがお金に振り回されず、お金をコントロールし幸せな将来に向かっていけるかを考えてみました。

お金の使い方が下手な人

私自身もお金の使い方が上手なのかと言われると、下手だと思いますが。

借金や窃盗まで手を出してしまうという人も中にはいますよね…

私の身近にも、かつて、そういう人がいました。

買い物大好きAちゃん。ギャンブル大好きBちゃん。

2人とも、多重債務者。

Aちゃんは昔のアルバイト先の同僚で、彼女が入社してきてから職場からお金が消える事件が複数回。「彼氏のアパートから50万がなくなってさ~」なんて話もさらりとしてた。
ちなみに私も被害にあってたりする
どちらも確証はないけど…

 

ギャンブル大好きBちゃんにはお金を貸してほしいと頼まれた。もちろん、返ってきてない。

 

買い物大好きな人も、ギャンブル・パチンコ大好きな人も、たくさんいるけど。
彼らのように、踏み出してはならないところ(借金とか、窃盗とか)に手を出してしまう人って、どういう人なのかなって、今も時々考えることがあります。

 

今の時代、どんな人も「依存」と隣り合わせ。私もソーシャルゲーム好きだし、ガチャ回したこともあるけど、やってもたかが知れた金額しかかけられない。
そのうちバカバカしくなってやめてしまうので、結局費やしたお金は何にもなってない。

 

踏み出さない人と、多重債務に陥る彼らとは何が違うんだろう。

自分が心の底から何が欲しいのかを探すための大切な時間を、くだらない消費の喜びで使い倒した。俺はギャンブルでそれを取り戻そうとして……どつぼにハマッた。

出典:闇金ウシジマくん

 

 

子どものお金教育について考えてみた。

「依存」を陰で煽るような社会なのだとしたら、子どもの時から、しっかりと根付いた価値観を持てるようにしてあげたいと思います。

 

大人になって、一時的な興奮を得るためにお金を一瞬で使ってしまったり、お金に対する意識が低いと、簡単に消費者金融やカードローンに手を出して、自転車操業。
「お金」に振り回されることなく、お金をしっかりコントロールできる大人にするにはどうやっていけばいいのか、考えてみました。

 

子どもになってほしい姿

誘惑の多い社会環境の中で、お金に振り回されず、お金をしっかりコントロールして、上手に手段として使うことができる

お金の話をする機会を持つ

お金は労働の対価

先ほどの多重債務者2人を思い出してみると、二人とも

お金に困っているくせにお金の扱いが雑

お金は簡単に手に入るものだと思ってる。ような気がしました。

お金は

労働の対価、または自分が努力して積み上げたものから得られる対価。

 

ガチャの記事でも書きましたが、我が家では2018年からお手伝い給料制を取り入れてみました。

ドラさんも言ってますが、お金は人を喜ばせたり、誰かの役に立ったりして得られるものだということを学ぶための、お手伝いお給料制です。

テーブル拭いたら10円、お風呂掃除お湯ためまでやったら30円とか。そのくらいの額ですが、自分の貯金箱にためて何を買おうか考えているようです。

例えば、これをガチャに使ったとしてもいいと思うし、少し貯めて別のものを買うにしてもいいと思う。きっと何かしらの学びはあるだろうし、そこから家族でお金について話す機会を作れたらいいかなと思います。

 

収入(お小遣い)の中でのやりくり、貯金・投資

例えば、もらったお年玉を、3分の2は将来のための貯金に。または投資に。ということを子どもと話してみたいと思います。

 

 

お金の貸し借りはダメ絶対

 

友人、知人、家族、消費者金融、カードローン。

特に消費者金融、カードローンは今怖いくらいに借りやすくなっていますよね。審査もなくスマホで即日契約なんてこともできる時代です。あまりにも簡単に借りられすぎてしまうので、借金の敷居が低すぎです。

これは自分が感じたことを振り返っても、絶対に「人からもどこからもお金は借りない」ということを教えたいと思います。

そして、これは私が個人的に気を付けようと思っているのですが、私は家で結構気軽に旦那さんに「ちょっと1000円貸して」とお金を貸してと言いがち。

家族間でも頻繁にそういう会話が交わされていると「お金は簡単に借りられる」と思わせてしまうかもしれません。

子どもって結構親の話を聞いているものです。

思い当たる節のあるご家庭は気を付けてみてもいいかも。

 

まとめ

 

昔の人はお金の話を嫌がる、という風潮があったように思いますが、今はもうそんなことを言っていていい時代ではないと思います。

積極的に子ども達をお金について話す機会を設けましょう!!

「自分が子どもの時、お金の使い方なんて教わらなかったし、どう教えていいのかわからない」私はそう思っていました。

「教え方がわからない」から「教えなくていい」というわけではないですよね。

親が考えて、親がいいと思うものを与えたほうがよほど楽だと思うけど、でもこれからの時代に合わせて、自分の労働が生んだお金を、どうやって使うことが自分にとって心地がいいのかということを考えてほしいと思っています♪

ここまで読んでいただきありがとうございました。